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本気でFIREをめざす人のための資産形成入門

読んでみました。

https://books.rakuten.co.jp/rb/16231387/

 

かなり読みやすく、勉強になりました。

 

FIREとは

Financial Independence, Retire Earlyの略で、経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルのこと。

この本は、FIREという現実味がないことを、実際に実現できそうな手法を紹介してます。

 

内容

著者は30才で、セミリタイヤしているので、7年半ほどで実現してます。

内容としては、配当金を増やすことと、支出の最適化。

簡単に言うとプラスを増やし、マイナスを減らすということですね。

これによって、給料の8割を投資に注ぎ込んだとのことです。

 

考察

給料の8割を投資に注ぎ込むのは無理だと思いますが、2割、3割なら実現できるのではないでしょうか。

 

私が感銘を受けたのは以下の2つです。

1.配当金は出口戦略がいらない

2.FIREは目的ではなく手段

 

配当金は出口戦略がいらない

出口戦略とは、一般的には、軍事行動や投資活動などで、損害を最小限に抑えつつ撤退するための作戦のことを意味します。

投資だと、投資資本を最大限に回収するための戦略を指します。

例えば、投資信託を毎月1万積み立てて、30年後に売却しようとしたとき、大暴落が起こると売却金額が少なくなる可能性があったりします。

なので、毎月少しづつ売却などの戦略が必要になります。

配当金はもらった時から現金(キャッシュ)なので、出口戦略を考える必要がないんですね。これは目から鱗でした。

配当金はさらに投資しても良し、生活費にしても良し。

汎用性があります。

 

FIREは目的ではなく手段

少しニュアンスが違うかもしれませんが、ここでは私が感じ取ったところを記載します。

私はセミリタイヤに興味があるのですが、セミリタイヤして何をやりたいか、はっきりした目的がないです。

そのまま、セミリタイヤを目指しても途中で挫折、もしくはセミリタイヤを達成したところで、燃え尽きてしまうことがあります。

FIREが目的ではなく、FIREして自由な時間ができたら、何をしたいかが重要。

著者は自分との対話が必要と言っているので、私も自分との対話をして、目的を考えるようにします。

 

結論

FIREに興味ある人ならかなりおすすめです。

私も投資しつつ、目的を探します。

 

https://books.rakuten.co.jp/rb/16231387

 

それでは、kidsdunkでしたー!